前回釣りに行ってみて、釣り人も少なく釣りがやりやすい場所だった葛西の「中川」へこの日も行ってきました。
中川はクロダイが釣れるらしいとの情報を聞きつけた前回の釣りでは、結局釣ることができませんでした。
今回こそは1匹釣り上げようと意気込んきたのですが、まったく予想していない魚が姿を現したのです。
そんな中川での釣行日誌を書いていきたいと思います。
中川はやっぱり釣りやすい場所!だが・・・
この日は台風の影響で大雨が降った2日後の日曜日でしたが、釣り人の姿はほとんどなくガラガラでした。
大雨の後とはいえ日曜日なので混雑しているかと思ったのですが、やっぱりここは釣りがしやすい場所だな~と実感します。
ただ、雨の影響か水質が濁りまくってて、控えめに言ってもキレイな川ではなかったです。
14時ごろに到着して竿を出しまして、今回の一投目はまず地形を把握してみようと思っていました。
ズルズルと底にオモリを滑らすように手前に手繰り寄せていくと、ゴンッ!ゴゴン!
1匹釣れましたw
相変わらず、到着してすぐ一匹釣り上げるのだけは早いw
まだ仕掛けの入った道具とか片付けてないし、バケツに水すらも入れてないw
地形もなにもあったもんじゃないw
しかも、地上に打ち上げられたその姿は長ほそ~い身体でウネウネしていました。
釣り上げた直後は、海に近い川だしアナゴか?とも思いましたが、うなぎでしたw
釣り場に到着して数分で、高級魚を釣ってしまいました!
この時点で私の心の中では、もう帰っても良いかもしれないという満足感に満たされていましたw
せっかくアオイソメ100g買ったんだし帰るのはもったいないので続行しましたが、心のどこかで「もう充分」という悪魔のささやきが聞こえます。
で、なかなかのサイズのハゼが釣れます。
そして、うなぎで気分を良くした私は、このハゼを使って初となる「泳がせ釣り」をしてみようと思います。
慣れない手付きで鼻にちょんがけしてちょい投げしてみますと、実に倫理感に訴えるものがあり背徳感を覚えますね、着水の瞬間は・・・。
あれは、エサなんだと何度も自己暗示をかけて待つこと20分。
ギュンギュン竿が引っ張られる何かがかかりました!
足元まで来て、さらに下へ潜ろうとしたその魚は糸を引きちぎり姿をくらませました。
せめてもう少し表層まで上がってきてくれたら何物かわかったのに・・・。
結局、濁りきった中川の水では魚の色だったのかすらわからないような、なんとも腑に落ちない結果となりました。
これを書いている今でもまだあれはなんだったのかとモヤモヤしています。
釣りの方はこのあと3時間ほど続けましたが、川の流れがものすごく早くなったのに、加えて木の枝などのゴミが大量に流れてきて続行不可のため終了。
大雨後の中川での釣果
大雨後で濁った水の中で大型の何かを逃がしてしまった今回の最終釣果は
うなぎ1匹。
ハゼはエサとなって消えたのでノーカウントとなりまして、高級魚うなぎ1匹という結果となりました。
初めて触る天然うなぎはつるつるでもっちもちの肌で触り心地が良かった。
足元でバラした大型の魚が気になり、2~3日は悔しい気持ちを引きずりました。
早く魚の姿が見たい一心で少し焦ったあのとき、ほんの少しでも竿を下げていれば・・・。
とはいえ今日もボウズにならなくて良かった。
釣れた魚を調理していく
これまでの釣行で最も単価が高いのではないかと思われるうなぎを調理します。
うなぎといえば蒲焼が定番ですが、店で使われている「秘伝のたれ」は地震がきたら真っ先に抱えて逃げるといわれるほど伝統の味。
私のような素人では逆にうなぎの味を損なうのではないかと考え、あえて白焼きにしました。
で、うなぎを捌いていくのですが、まず一般家庭の我が家では目打ちがないので、精密機器用のマイナスドライバーをブッ刺しました。
なかなかキレイに固定されましたよw
背中に包丁を入れて真っ直ぐ引いていくのですが、動画では実に美しく素早く捌いているのに私がやるとぜんっぜん皮が切れません。
しかも、身体がぐでんぐでんになってて、ぬるんぬるん動くから捌きにくくて仕方がなかった。
どうして動画ではあんなに上手く捌けるのか、包丁の切れ味はもちろんなのですが、他の原因を探ってみると生きたうなぎしか使っていなかったのです。
釣り場で延髄切って血抜きしてから氷水に入れて持ち帰ってきたのですが、もしかしたら生きたまま持ち帰ったほうが良かったかもしれません。
思い返してみると延髄切ってすぐのときは身体がしばらく硬直していたので、このガチガチのときなら上手くできたんじゃないかなと思いますね。
悪戦苦闘しながらかなり勿体ない姿になってしまったものの、なんとか捌くことに成功したうなぎを魚焼きグリルで両面15分ほど焼いて白焼き完成。
街のうなぎ屋さんでは、あんなに味の濃いタレを塗ってしかも炭火を使って炙るぐらいだから、よっぽど臭いのだろうと勝手に思っていましたが、でも、すべて私の勘違いだったようです。
なんにも臭くないし上品な魚の香りしかしないうえに、柔らかくてホクホクの白身が最高に旨かった!
高値で売られているだけあって、非常に品のあるお味でございました、捌くのヘタすぎてちっちゃくなっちゃったけど・・・。
今日もごちそうさまでした。
中川で釣ったタックル仕掛け
今回の釣りでうなぎとハゼを釣り上げたときの仕掛けやエサなど紹介します。
- SZM BLACK SURF 20-300
- 「チヌ針 2号 」
- 「ナス型オモリ 10号 」
- 「トリプルサルカン 」
- アオイソメに投げ釣りパウダー
- 現地のハゼで泳がせ釣り仕掛け
うなぎとハゼどちらも釣れた仕掛けは同じで、「10号のナス型オモリ」に「トリプルサルカン」を直結させて「チヌ針」をセットした仕掛けを使いました。
エサはマルキューの「投げ釣りパウダー」をまぶした「アオイソメ」を通し刺しにして、ゆっくり手前に引いているときにアタリました。
釣れたハゼをエサに使って「泳がせ釣り」仕掛けも今回初めて投入しました。
10号のナス型オモリを道糸と直結させ、途中にスナップを通す「エレベーター仕掛け」を、完全放置状態にしていたら、何物かがアタリました。
かなり軽い気持ちで泳がせ釣りしましたが、大物が釣れやすいことを知り、ハリスや針にもっとこだわらなければならなかったことを後悔しました。
まとめ
私の最近のお気に入りの中川での釣りは、思わぬ豪華な魚に出会えました。
クロダイを狙いにいったのですが、結局今回もその姿を見ることはありませんでした。
youtube動画では釣れている方もいるようなので、いつか釣ってここにクロダイが居ることを証明したいと思います。
今回は大雨の後だったからなのか、途中から川の流れが急激すぎて釣りになりませんでした。
護岸の上に水が上がってきそうな勢いだったので、悪天候の後に釣りへ行くときは危険だと思ったら釣りをやめるのが賢明です。
今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。