東扇島西公園の釣りの後に車中泊して翌日へ。
早朝から東扇島西公園で釣りをして、神奈川でもう一つ有名なふれーゆ裏へ釣りに行った話を書いていきます。
当日の東扇島・ふれーゆ裏の状況
東扇島からふれーゆまでの距離は近いので、まとめて書き残します。
- 曇りときどき雨
- 昼頃から強風
- 気温11℃~13℃くらい
- 中潮
- 新月から4日後の三日月
- 満潮7:43 干潮12:48
- 水温約15℃
早朝は風のない曇りの天気でしたが、昼頃には風と若干の雨が降るような状況でした。
車中泊した翌朝から釣り再開
車に泊まって翌日、満潮を少し過ぎた朝8時より釣りを開始しました。
先端で釣りをしていた方たちは、前日の夜からぶっ続けで釣りをしていたようで朝になっても混雑していました。
我々は前日の釣り座から少し手前のところを確保して再開です。
といっても、何の反応もなく盛り上がるところは皆無で、アタリもなんもありませんでしたわ。
9時頃に納竿し、近くのもうひとつの人気スポット「ふれーゆ裏」があるので、すぐに場所移動。
9時半頃にふれーゆに到着し、釣りを再開するもやはり何もない。
さらに雨も降ってきて、アオイソメを無駄に房掛けして消化スピードを上げて、11時半泣く泣く納竿となりました。
ちなみに、ふれーゆ裏の状況は人が少なくて場所は選び放題でのんびり竿を眺められました。
帰宅後に持ち帰ってきた2匹のカサゴを調理します。
東扇島産のカサゴを調理
改めて見ると立派なサイズのが釣れたなぁと実感できる俎上のカサゴ。
カサゴ等の根魚たちの成長は非常に遅く、このサイズ(22~3cm)になるまで7~8年は必要と言われています。
そんな貴重なカサゴなので「余すことなく必ず全て食い尽くすこと」を念頭に置いて調理していきます。
カサゴのお刺身
まずは「お刺身」
釣ったばかりの魚を刺身にできるのは、本当に釣り人の特権だと思います。
三枚に卸して皮を引いた切り身にキッチンペーパーで包んで一晩寝かせてから刺身にしました。
写真奥の真っ白な身がカサゴ、手前は近所のスーパーで買ってきたアジ。
カサゴの身が多くないのでアジも追加してみました。
刺身の味は柔らかいのに歯ごたえがある淡白な白身で、今まで食べてきた白身の刺身の中でトップクラスにおいしかったです。
カサゴの煮付け
そして、定番の「煮付け」
腹部に切り込みを入れた状態で、こちらもキッチンペーパーに包んでひと晩寝かせてます。
醤油・みりん・水少々で作った煮汁にそのまま投入して、アルミホイルで簡易落し蓋をして30分くらい弱火にかけたら完成。
根魚の煮付けはさいっこうにうまいですね。口の中でほころんでいく食感は何物にも例えようのないカサゴ特有なのでしょう。
本当に美味しくて骨の髄までしゃぶり尽くしました。
カサゴのあら汁
最後は「あら汁」
刺身で残った骨と皮などカサゴの全てを煮込んで味噌を溶いて完成。
濃厚でコクのあるダシが喉の奥に絡みつくような極上の味噌汁でした。
成長するまでの7年間を丸々飲み干せたことで、しっかりと供養できたんじゃないかなと思います。
まとめ
東扇島西公園からふれーゆ裏まで、車に泊まって2日間の釣りをしましたが、10匹ものカサゴが釣れた一日目の夜だけでそのまま帰ってきても良かったかもですね。
とはいえどっぷり没頭できてリフレッシュできた釣行となりました。
成長するまで時間の掛かるカサゴは、それだけ美味しい魚でした。
今回の22~3cmのカサゴがひとくちで7年分だと思うと、打撲ぐらいの怪我はひとくち食べるだけで治ってしまうかもしれません。
これからカサゴのことは仙豆と言っても過言ではないのかもしれない。
カサゴにはそんな魅力がありますね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。